PRAY
刺繍図案の販売をしてみようと思います。
コロナが始まった時に少しでも無心になれる時間をと刺繍の図案を公開したこと
があります。その時は期間限定・無料で公開したのですが、今回は有料です。
お見舞金をおくることを目的に販売します。
元旦に起きた地震。とっても驚いたし、ショックを受けました。
今でもなんだかざわざわした気持ちは収まりません。
年々、こういった災害が自分の中でズンッと重たく居座るようになリました。
こんな時、自分の無力さを感じます。自分に何ができるのか考えたとき、
悲しくなるほど無力です。でも、だからと言って、それを嘆いているだけでは
この重たいものが軽くなることはないのだと思います。
今回、もう一歩踏み込んで考えたい。考えないといけないと駆り立てたのは
大切な友人が当事者になったことが大きいです。ニュースでは報じられない苦労や
葛藤があることを知りました。刺繍を通して出会った大切な方に、刺繍でなにか
できることはないか考えそのひとつの方法が、刺繍を通してお見舞の気持ちと
お見舞金を送ることです。
小さなときに住んでいた家のお隣さんが、外国から来た教会関係の方でたくさんの
思い出があります。一緒に教会に行ったり、クッキーを作ったり、その方が家を
空ける時には、ベランダの隙間からお隣のベランダのお花のお水をあげたり。
そのせいかは分かりませんが、誰かを応援したいときや、自分自身が何かを成し遂とげ
たいときに、『祈る』という行為や気持ちが身近にあります。
いくつかの図案を思いついた中で『祈る』がひとつのキーワードとして思いつきました。
早い復興を願うこともそうですし、図案として考えた場合に、誰かの成功や健やかな
暮らしを願うシーンはたくさんあると思ったからです。きっかけは、震災のお見舞い
ですが、それを強要したいわけではなく、誰にでも訪れるだろう『祈る』と言う気持ち
に寄り添える図案をつくりたいと思いました。
純粋に、この図案を気に入ってくださった方が購入してくださるのが一番
シンプルでいいなと思いますが、誰かを支援したいと言う気持ちであったり
どこかで共感してくださる方がいらしたら嬉しいです。
重ねてになりますが、この図案を販売し、オンラインショップの各種手数料を除いて、
お見舞金にします。何度も何度も書き直してもまとまらず、長文になりましたが
もし、ご興味をお持ちいただけたら、オンラインショップを覗いてみてください。
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