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FIGARO 2020/10月号




学生の頃からだいすきな雑誌、FIGAROの特集ページに刺繍させていただきました。


学生の頃見ていたときは、大人になったらこの雑誌に載っているような

憧れのブランドの服を着て、颯爽と仕事をこなすキャリアウーマンになっているのかな?

なんて想像をしながら、服そのもののかたちやテキスタイルを穴があくくらい

眺めていたものですが、想像していた大人にはならなかったようです。


それでも、やっぱり憧れのブランドの生み出すものは、とても丁寧で細部まで

気を配られていて、分野は違えどいつもいい刺激をもらいます。

最近、ファッション誌を見る機会が減っていたけれど、やっぱり見ると

わくわくするし、自分のだらしない身体や生活を見直さなければと反省したり

新しいお洋服を欲しくなったり、お出かけしたくなったりするものですね。


それぞれの道のプロフェッショナルがこだわり抜いたスタイリングであったり

撮影であったり、その一瞬を切り取った写真に直に刺繍するのは、いつもとは違う

緊張感がありました。新しい目標もできました。

忘れかけていたものを思い出させてくれるお仕事でした。





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